レギュレーター オーバーホール
エステックプロのレギュレーターオーバーホール
エステックプロのレギュレーターオーバーホールは、分解・洗浄にとどまらずレギュレーターのポテンシャルを最大限活かせるように調整をいたします。
エステックプロのレギュレーターオーバーホールで、ダイビング時の呼吸のしやすさの違いを感じてください。
レギュレーター・オーバーホール工賃・価格表
レギュレーターシステム(1st+2nd)で¥12,100円(税込)の工賃を頂戴しております。
その他の作業料金に関しましては、下記の各項目をご覧ください。
また、交換パーツ代金は別途必要となりますことご了承ください。
レギュレーターオーバーホールの作業手順
STEP.1【受付】
・アルコール除菌をして、作業開始までの管理を行います。
・お客様の器材情報をメンテナンス伝票に記載し登録していきます。
・製品名・シリアル番号など
STEP.2【受入】
・オーバーホール作業前に器材の状態をチェックします。
・ホースの取り付け位置や中圧値、セカンドステージの呼吸抵抗値、マウスピースやホースの損傷、エア漏れなど
・消耗パーツ以外に交換が必要なパーツがある場合には、お客様にお見積もり確認後ご希望により交換しております。
STEP.3【分解】
・器材の細部まで分解しOリングやシート、フィルターを取り外します。
・傷がつかないように器材に合った特殊専用工具を使用し分解していきます。
STEP.4【洗浄】
・超音波洗浄機を使用し手の届かない細部まで汚れを落とします。
・専用の除錆剤洗浄液を使用し頑固な緑青まで落とします。
・古いグリスなども洗い流します。
STEP.5【除菌】
・塩化ベンゼルコニウム成分の除菌剤に浸けます。
・手の届かない細部まで消毒を行うためパーツを分解した状態で浸けます。
・除菌剤に浸けた後、真水の流水で洗い流します。
・洗浄後はしっかりと乾燥させます。
*STEP4を実施していない状態では、除菌効果は期待できません。
STEP.6【組立】
・パーツを交換していきます。
・1つ1つのパーツを更に丁寧にブラッシングして綺麗にしていきます。
・パーツに傷や変形、劣化がないか内部まで点検していきます。
・傷が付かないように器材に合った特殊専用工具を使用し組み立てていきます。
・指定のキットパーツを使用し全てのOリングとシート、フィルターなどを組み入れます。
・ピストン部分やOリングにはグリスアップして組み立てます。
・必要以上の力で締めこむとパーツを破損させてしまうため、決められたトルク値で締めこみます。
STEP.7【調整】
・ファーストステージの中圧値とセカンドステージの呼吸抵抗値を調整します。
・指定の規定値で調整していきます。
・高圧空気圧試験装置を使用してファーストステージの中圧値を調整します。
・セカンドステージはデジタルマグネリックゲージを使用して呼吸抵抗値を調整します。
*検査専用のマウスピース(除菌済)を使用しています。
STEP.8【リークチェック】
・組み立て調整完了後、水槽でリークチェックを行います。
・高圧力のタンクを使用しエア漏れがないか細部までチェックします。
・リークチェック後、しっかりと乾燥させます。
STEP.9【完了】
・再度エアーを通し再点検を行います。
・Oリングやシートなどをなじませるため、1、2日経ってから出荷しております。
・セカンドステージのレバーの高さや呼吸抵抗値など微調整を行います。
・全ての作業完了後、弊社で作業した証としてNEXT O/HシールとSCUBAPROのチャームを取り付けて完了となります。
STEP.10【出荷】
・アルコール除菌をおこないます。
・器材に傷が付かないように梱包材に包み出荷致します。
・1年または100ダイブに一度のオーバーホールを推奨しております。
その他
・BCのリークチェックは膨らませて1、2時間置いてからデジタルマグネリックゲージでエアーの膨らみ具合を数値で確認し点検しております。
レギュレーターオーバーホール 対応メーカーにつきまして
エステックプロではスキューバプロ製品をはじめ、他メーカーのレギュレーターオーバーホール・修理・メンテナンスを受け付けております。
レギュレーターオーバーホールの費用や対応メーカー、いつまでにオーバーホールできる?などのご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
エステックプロのレギュレーターオーバーホールについて
エステックプロはスキューバダイビング器材メンテナンスの経験豊富なスタッフ4名で運営されているダイビング器材メンテナンスのプロ集団です。所属スタッフはダイビング器材メンテナンスの経験だけでなく、インストラクター経験やダイビング器材の販売・営業の経験も豊富に有し、多彩な経験からお客様の立場に立ったきめ細やかなサービス・サポートを心がけています。アメリカのスキューバダイビングメーカーであるスキューバプロ製品をはじめ、他メーカーのレギュレーターオーバーホールを受け付けております。
また、日本で唯一のメンテナンス器具も多く保有し、お客様の大切なレギュレーターのオーバーホール・メンテナンスをいたします。
スタッフ紹介
わたしたちがお客様の大切なレギュレーターをメンテナンスいたします。
レギュレーターオーバーホール・よくあるご質問
レギュレーターは使用頻度やお手入れ加減によってエアー漏れや性能が落ちてまりいます。
オーバーホールを実施することで、より安全で安心なダイビングを楽しむことができます。
オーバーホールとは、レギュレーターを細部まで分解し、すべてのパーツをクリーニング剤やちょう音場洗浄機を用いて徹底的に海水による緑青や汚れを落とします。
次に、毎回交換を指定されているパーツを用いて組み立てをし、残圧が150~200kg/㎝²のタンクを使用してダイバーが呼吸するのに適した調整作業を行います。
ユーザー様でのレギュレーターオーバーホールはできません。
レギュレーターを製造販売している各ダイビングメーカーのメンテナンス講習を受講して認められた技術者のみができるようになります。
また、レギュレーターオーバーホール専用工具を使用せずにオーバーホールをすると傷などによりエアー漏れの原因となります。
ご自身でのレギュレーターオーバーホール・レギュレーターの分解はなさらないようお願いいたします。
エステックプロでは年に1回のレギュレーターオーバーホールを推奨しております。
また、目安としては100ダイブまたは2年以内にはオーバーホールに出された方が良いでしょう。
エステックプロでは、レギュレーターオーバーホール完了後にNEXTオーバーホールシールを貼付しておりますので目安としていただければ幸いです。
また、その年の最終ダイビングを終えた後か、オフシーズン中で次のダイビングの予定の前に合わせてお出しいただければと思います。
オーバーホール作業の違いは特にありませんが、製品やメーカーによってはオーバーホール時に毎回交換するパーツの指定は違ってきます。
交換パーツはメーカー指定なので変わりませんが、洗浄方法や使用する薬剤は各メンテナンスサービスで異なります。
また、技術者の知識や経験も当然違いがございます。
エステックプロはスタッフ全員が豊富な経験と知識を持っております。
レギュレーターオーバーホールの経験やダイビング器材の知識が豊富なメンテナンスサービスに作業を依頼されることをおすすめします。
レギュレーターの交換パーツの供給が、オーバーホールは可能です。
ただし、古くなると通常交換しないパーツの寿命で高額なパーツ代が加算される場合がございますのでお見積りをお出しさせていただくことがございます。
レギュレーターにも寿命がございますが、長く愛用されたレギュレーターを長くお使いいただけるよう最善を尽くします。
また、エステックプロでは下取り交換も行っております。
セカンドステージからのエアー漏れが多いです。
原因としては、砂がみや海水が乾燥して塩がみによるもの、または、何年もオーバーホールをされずに使用される場合があります。
オクトパスやAIR2の口の部分にも砂などが入り故障することもあります。
ダイビング後は真水でしっかりと海水を落とし、風通しの良い場所で乾かします。
家で保管する際は湿気のないところで保管することでサビやホコリを防ぐことができます。
もちろん、定期的なオーバーホール実施もレギュレーターを長持ちさせます。
オーバーホールは可能ですが、日本にそのレギュレーターのパーツ供給がない場合はオーバーホールを完了できません。
各メーカーによってオーバーホール時にパーツが無償交換できるカードやチケットがございます。それらが有効期限であればご同梱ください。
また、オーバーホールが必要なレギュレーターとともに、日中に連絡の取れるご連絡先とご連絡方法をご提示ください。連絡先などはメモやメールでのご送付でも大丈夫です。
当社ホームページ内「お申込みフォーム」のご利用が便利です。
受取・ご返却ともに発送でもご来社でも承っております。ご来社にてお支払いの場合は現金のみのお支払いとなりますのでご了承ください。
「代引き」か「PayPal(ペイパル)」となります。「PayPal(ペイパル)」決済の場合はクレジットカードのご利用も可能です。
ご来社にてお支払いの場合は現金のみとなります。
外観では故障がわからない内部の故障やパーツがございますので、場合によっては費用が変わることがございます。
その際はご連絡させていただきます。
ダイビングシーズンに入る3~4月ごろ。また、ダイビングのシーズンオフに入る11月・12月以降は依頼が混み合う傾向にあります。
最短で3営業日でレギュレーターオーバーホール作業が可能です。
ダイビングに使用される予定がある等の場合はできるだけご希望に沿うよう善処いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
また、特急料金等の追加費用はいただいておりません。
まずはゲージを取り外し、エアーを通し内部の水分を飛ばしてください。その後ゲージ・ダストキャップをつけずに直射日光を避け、風通しの良い場所で乾燥させてください。
ダイビング器材のメンテナンスプロ集団
メンテナンス